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「第56回日本サインデザイン賞」銀賞受賞

公益社団法人日本サインデザイン協会が主催する日本サインデザイン賞は、優れたサインデザイン作品を広く社会にアピールすることにより、サインデザインの普及および啓発を図ることを目的として、1966年以来続けられてきた日本で唯一のサインデザインを対象とした顕彰事業です。

この度、ニセコ蒸溜所のサインが「第56回日本サインデザイン賞」で銀賞を受賞し、先日贈賞式が行われました。

自然豊かなニセコの雰囲気に合う質の高いサインデザインを設計・施工していただいた関係者の方々に御礼申し上げます。

ニセコ蒸溜所にお越しの際は、ぜひサインにもご注目ください。


審査員選評
ニセコの美しい四季をそのままサインしたかのような作品だ。必要最小限の表示ながら、それらが創り出す余白の広がりが見どころだ。エントランスの館名サインは小さいものの取り付けられた壁面そのものが斜めに配されることで、来訪者を誘うサインとして機能している、蒸留器と同じ鎚起銅器で製作された風除室の銘板は、職人が丹念に銅板を叩き続けてつくられたもので、その槌音が蒸留器から落ちる雫の音を想起させる。(武山良三)

ディレクション:鹿島建設株式会社 星野時彦
デザイン:鹿島建設株式会社 星野時彦、石黒翔梧
エヌイグレック株式会社 NESCO
建築施工:鹿島建設株式会社、阿部建設株式会社
施工:株式会社玉川堂、株式会社ホワイトパープル
撮影:株式会社エスエス 島尾望